企業支援の現場から【赤字工場からの脱却 その3 黒字商品を増やす提案】

公開日: 

さまざま業種の企業を支援しています。

企業の困りごともさまざまですが、共通する内容も多いですね。

具体的な企業支援の現場の様子から他の方のヒントになることを願ってご報告します。

今日は【赤字工場からの脱却 見える化の効果】最終回です。

【赤字工場からの脱却 その1最初の第一歩】http://fivestar.bz/blog/post-502/

【赤字工場からの脱却 その2見える化の効果】http://fivestar.bz/blog/post-511/

の続きです。

前回同様、これは私と町工場の経営者との会話の一部です。

公開する関係上、会話の内容の一部は修正していることをご了承ください。


 

「この機械は赤字の商品がないですね?」

「そうなんです。この機械は一度セットすれは後は自動的に加工するので、人手はかかりません。ただ、受注量がすくないので・・」

スクリーンショット 2015-01-28 17.05.58

「すばらしいですね! この機械で加工できる商品が増えれば黒字が増えますよね」

「そうなんですが・・この商品は特定の1社からだけの注文です。そこの会社の注文量も年間決まっているので、量を増やすのが難しいです・・」

「今の会社からだけを見ていると量を増やすのは難しいかもしれません。しかし、他の会社からの同じような商品の受注が増やすことができれば、結果的に量は増えたことになりますよね」

「なるほど! そのような発想をしたことがなかったです!」

町工場の経営者の目が輝きました。

「定期的に得意先や見込客におこなっているファックスDM内容にこの機械の加工できる内容を入れます! それと、ホームページの商品紹介ページの内容にも追加します。それと・・・」

町工場の経営者の心にスイッチが入り、次々と実行計画をあげました。

「自分の考えが狭かったことに気付きました! 黒字の商品の受注量を増やす! これが大切だということを見失っていました」

「よかったですね! 大切なことに気づかれて」

「ありがとうございます。黒字にできる気がしました」

 

いかがでしたでしょうか?

赤字工場からの脱却のポイントは黒字商品を増やすことです。そのためには、新規客や継続客へ黒字商品につながる提案をおこない、受注量を増やすことです。

その準備としては、

1収支の大きい商品の順に並べること。

2赤字と黒字の商品の境界線が明確にすること。

3増やすべき黒字を明確にする。

以上のことが不可欠になります。

この町工場はこのようにして赤字から黒字へと転換していくこととなります。

1年先の結果が楽しみです。(笑)

株式会社ファイブスター 代表取締役 金山義則

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑